「腕が上がらない。もう歳かなぁ…。」

四十歳を過ぎて、肩が痛くなった時に大半の人が漏らす言葉ですね。

 

本日はそんな『四十肩・五十肩』に関してのお話です。

 

|四十肩・五十肩とは|

ここで先に言っておくと、四十肩も五十肩も全く同じものです。

違いは何もありません。(以降五十肩で統一)

 

五十肩は英語でfrozen shoulderといわれ、良く肩関節を包み込む関節包が固まった状態のイラストで表現されます。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E8%82%A9#/media/File:Gray327.png)

 

五十肩は正式名称で、
肩関節周囲炎と呼ばれ診断には3つの条件があります。

  1. 肩の痛みと運動障害がある
  2. 年齢が40代以降である
  3. 明らかな原因がない

 

上記の3つの条件に当てはまった場合に五十肩と診断されます。

 

運動障害というのは、腕が肩の高さよりも高く上がらない腰に手を回せない等のことを言います。

明らかな原因がないというのは、交通事故や肩を何かにぶつけたという原因がないといことを言います。

 

40を過ぎて、朝目が覚めたら腕に痛みがあり、肩よりも高く上げられなくなったという場合は、五十肩の可能性が高いです。

 

|考えうる原因|

この項では、
四十肩・五十肩が引き起こされる原因に関して考察していきます。

1.加齢による筋力低下

40・50歳を超えると肩周囲の筋力が低下して、関節が正常に動かなくなり、関節との間で衝突が発生。
それが積み重なり、肩関節の石灰化や筋や腱が炎症を引き起こし五十肩になっている。

2.普段の悪姿勢

普段、腕を前に置きデスクワークなどを行っている方は、胸の筋肉が固まり肩が常時前に出た姿勢になります。
この姿勢は、肩の裏側にある『腕を挙げる動きを補助する筋肉』が引き伸ばされて使えない状態になります。

その結果、1と同じように関節の間で衝突が発生して、痛みを引き起こしてしまっています。

 

肩関節は4つの関節で構成されています。

そこについている一つ一つの筋肉が、役目を務めることで初めて痛みなく
『腕を挙げる』という動作を行うことが出来ます。

逆に何か一つでも使えていない状態であれば、関節は正常に動かず、痛みやだるさになります。

 

|最後に|

改善のために行うことは様々ですが、
症状の緩和や根治を目指すのであれば、

 

  • 胸周りや肩甲骨まわりの動作訓練
  • 整骨院に行って治療してもらう

 

などが現実的に行いやすく、治る見込みはあります。

 

逆に、ヒアルロン酸注射のみの場合では、その場しのぎにしかならず、最悪痛みが増悪する可能性もあります。

 

自身に五十肩の症状が疑われた場合は、お近くの整骨院理学療法士のいる病院に行くことをお勧めします。

 

本日はここまでです。

次回もお楽しみに~。ではでは^^

 

参考文献:http://www.japanpt.or.jp/upload/jspt/obj/files/guideline/10_shoulder_periarthritis.pdf