皆さんの身体は柔らかいですか?

ちなみに私の身体は柔らかいとは言えません…。

 

ここでふと疑問が芽生えます。

 

『身体は柔らかければ、柔らかいだけ良いのか?』

 

つまり、柔らかい方がケガをしなかったり、動きが良くなったりするのか?ということです。

 

実はそんなことはありません!

身体には『硬さ』というのも必要不可欠な要素です。今日はそんなお話です。

 

|身体の柔らかい人たち|

 

身体がものすごく柔らかい人と言われて私が最初に思いつくのは、体操選手です。しなやかな柔軟性が必須であり。関節の限界以上動かすことを常に要求されます。

 

体操競技の選手はほとんどが腰痛経験者であり、更に何らかのケガを負っていることが多いです。1)

 

一般の人にでもこれは言えます。

身体がものすごく柔らかいというのは、関節を限界以上に動かしてしまうため、関節内の線維や靭帯を痛めやすくなります

筋肉は、この関節の動きを行きすぎないように制限する役割もある為、筋力が不足している人は更に痛みを誘発します。

 

|改善のために|

では身体が柔らかい人はどうすればいいのか?

最初から身体が柔らかいため、マッサージやストレッチを継続しても根本的な改善にはなりません。

 

必要なのはトレーニングです!!

 

トレーニングをすることで、筋肉は縮むという作用を行います。それを継続することで筋肉は大きくなるため、関節には『硬さ』が生まれます。

 

この硬さにより身体の関節を正常な範囲よりも動かしすぎないように制限することが可能になります。

 

ここでのポイントは、関節の動きの範囲内でトレーニングを行うことです。

というのも、柔らかい人は多少フォームを崩したとしても、柔軟性のお陰でトレーニング出来てしまいます。

そのままトレーニングを続けてしまえば、怪我の予防ではなく、怪我の促進のためのトレーニングになってしまいます。

 

まずはちゃんとしたトレーニングフォームを獲得するところから始めましょう!!

 

|最後に|

身体を柔らかくすることを美徳とする風潮ができつつありますが、物事には限度というものがあります。その限度を超えず、且つちゃんとした筋肉を得てこそケガの予防となり得ます。

 

自分自身にあった改善方法を見つけるために、まずは自分自身の身体について知っていきましょう!!

 

ではでは^^

 

参考文献

1)『スポーツ に起 因し た障害の実 態と その保 健 行 動につい て』第2報 腰 痛の発 生 状 況 と受 診 状 況について 江 口篤寿,○下村義夫,林 啓子,大 植 淳 子

市橋則明, and 伊藤浩充. “関節弛緩性と膝の前後方向動揺性の関連性について.” 神戸大学医療技術短期大学部紀要 4 (1988): 105-111.