1日に行う呼吸は20,000回以上だといわれています。

 

そんな呼吸ですが、

皆さんは正しく出来ていますか?

 

呼吸が正しくできていないだけで、肩こりや腰痛が引き起こされることもあります。

 

本日はそんな呼吸のお話を深くなりすぎないようにお話します!

 

|呼吸がもたらすもの|

ヨガや狂言、能そして武術。

これらはすべて呼吸に重点を置いたものです。

 

呼吸にはリラックスするための呼吸興奮させるための呼吸があります。

ヨガのような深くゆっくりとした呼吸は、副交感神経を刺激しアルファ波※1の産出に関連するため、リラックスしたい場面や力を抜きたい場面には効果的です。

 

逆に全力疾走した後や緊張している時などの早く浅い呼吸は、交感神経を刺激するため、アドレナリン※2  が分泌されて興奮状態になります。

緊張感のない場面や、力を出したい場面では呼吸を速くする方がいいこともあります。

 

一口に呼吸と言っても状況により行った方がいいという呼吸が異なります。

 

|腹式呼吸|

さて、身体を改善するための呼吸です。

改善するために行うのは、腹式呼吸。つまり深くゆっくりとした呼吸を行います。

 

この腹式呼吸のポイントは

  1. 鼻から吸い口から吐く
  2. 息を細く長く吐く
  3. 仰向けでリラックスした状態で行う

 

基本はこの3つです。

 

腹式呼吸では、身体をリラックスさせる働きと身体の状態をリセットさせる働きがあります

 

皆さんの普段の姿勢は、身体の様々な部位の筋肉を作動させた状態にあります。それは、休憩時間でも仕事中でも変わりません。

そんな状態で身体を動かせば、更に身体は強張り本来の動きができず、身体への負担が増えてしまいます。

 

なのでまずは身体の状態をリセットさせることを行うようにしてください。

それだけであなたの身体は劇的に変わるかもしれませんよ!!

 

|最後に|

先ほど紹介した腹式呼吸は、日本古来の伝統芸能や武術では当たり前のように行っていた呼吸法です。

能や狂言のようにお腹の底から声を出し続けるというようなことも、腹式呼吸です。

 

腹式呼吸に形(かた)をつけると不思議なことで、ストレスを自分の力に変換する作用もあるそうです。

 

織田信長が今川義元に攻め入る前に『人間五十年』の舞を舞ったのも関係があるのかもしれませんね…(断言はしませんが)

 

皆さんも今一度自分自身の呼吸について意識をしてみてはいかがでしょうか?

 

ではでは^^

 

※1アルファ波:リラックスしている時に産出される脳波の波形のこと
wikipedia

※2アドレナリン:興奮すると産出されるホルモン。血圧の上昇や痛覚麻痺などの作用がある。(wikipedia

 

参考文献

『能に学ぶ「和」の呼吸法』安田 登

『MOVEMENT  Functional Movement Systems  Screening-Assesment-Corrective Strategies』Gray Cook