皆さんは様々な癖があると思います。

爪を噛む。

指をボキボキ鳴らす。

など人それぞれの癖があります。

 

本日の内容は、たくさんある癖の中の『足を組む』
という癖により引き起こされる身体の影響をお話しします。

 

|足を組む座り方|

足を組む姿勢というのは、自分を大きく見せたい場合や強気になりたい場合などに行うと非常に効果的な姿勢です。 1)

理由としては、男性ホルモンの分泌が関係していますが、本日はこの座り方が及ぼす影響をお話しするので、機会があれば書きます…。

 

足を組んだ時の身体の作用として主に、

  1. お尻の筋肉が引き伸ばされる
  2. 股関節の付け根の筋肉が硬くなる
  3. 太ももの骨が股関節の前側を圧迫する

この3つです。

 

足を組んだ場合、
上になる方の脚のお尻は常にストレッチされた状態になります。

それは、ひざの上に乗せる位置が足首に近づくほど顕著になります。

 

「ストレッチされるのは、柔らかくなっていいじゃないか!!」

 

と思うかもしれませんが、
人間の身体は過剰に柔らかすぎても逆に不安定になります。

 

そして、

ストレッチ(筋肉が引き伸ばされた)の状態は、
筋肉を短くすることが出来ないため、力を発揮しづらい状態になります。

 

それを癖として毎日数時間行っていけば、お尻の筋力が落ちていき、
腰や股関節に対して負担をかけてしまうようになります。

 

その理由に関しては、次の項でお話しします!

 

|お尻の筋肉の作用|

イメージA

お尻の筋肉は主に上の画像のように、太ももの骨を背中側に持ち上げるときに作用します。

 

お尻の筋肉がしっかりとつかえ、かつ股関節の前側の筋肉が正常な硬さであれば何の問題もありません。

イメージB   Shirley A. Sahrmann著 運動機能障害症候群マネジメントP16より引用

しかし、お尻の筋肉が弱くなると脚を上げるために太ももの裏側の筋肉を代用して使用してしまうため、イメージBの下側のように骨盤が下にすべり、股関節の前側を痛めやすくなってしまいます。 2)

 

足を組んでいるだけですが、
それだけで身体にはストレスになってしまうんです…。

 

|最後に|

足を組むという姿勢の危険性。

理解していただけましたでしょうか??

 

ここまでマイナスなことを書いておいてあれですが…

 

足を組む姿勢は長時間行わなければ

悪い姿勢ではありません。

 

椅子に座る際に、長時間同じ姿勢でいることは腰への負担が増えてしまうため、『座り方』を頻繁に変えることが腰痛予防につながります。

なのでこれからは、座り方のバリエーションの1つとして足を組む姿勢を取り入れていくようにしてください!

 

その意識の違いで、あなたの身体のコンディショニングは
非常に良好なものになると私が保証します!!

 

今日の内容はここまでです!

次回もお楽しみに~。ではでは~

 

参考文献

1)高木悠哉, & 赤間健一. (2012). 社会的勢力が自己意識, 被服行動に及ぼす影響の検討. 環太平洋大学研究紀要6, 169.

2) Shirley A. Sahrmann(2002) Diagnosis & treatment of movement impairment syndromes